【レッスン④】トークンインセンティブの仕組みを理解しよう

Зачем мне этот урок?

ビットコインが、マイナーに対するインセンティブとしての強力な力学を生み出したように、ブロックチェーンを活用したWebサービス「DApp」においても、トークンのインセンティブ(報酬)設計は非常に重要な要素となります。

本レッスンでは、ALISトークンのインセンティブ設計の例を学習することで、トークンの使い方を考えていきましょう。

То, что вы узнаете из этого урока.

  • DAppについて
  • ALISトークンのインセンティブ設計

DAppについて知っておこう


インセンティブ設計について学習する前に、DAppについて触れておきましょう。

DAppとはDecentralized Applicationの略で、ブロックチェーンを活用したWebサービスのことを意味します。(「ダップ」や「ディーアップ」と呼ばれます)

ブロックチェーンを活用したWebサービスの総称がDAppであるため、ALISもDAppの一つであることになります。(総称になるため「DApps」と複数形で表現されることが多くなっています)


InstagramやLINEなどの中央集権的なWebサービスのことを、一般的にアプリケーション(Application)と呼びます。

そのため、ブロックチェーンを活用することで非中央集権的な性質を持ったWebサービスをDecentralized Applicationと呼ぶようになったのです。


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トークンのインセンティブ設計はなぜ大事なの?


カリキュラム「ブロックチェーンと仮想通貨の関係を理解しよう」でも学習しましたが、ブロックチェーンと仮想通貨(トークン)は、「ブロックチェーンには特定の管理者が存在しない」→「マイニングによって管理しよう」→「マイニングしてくれる動機付けが必要だ」→「マイニングのインセンティブ(報酬)として仮想通貨を渡そう」という因果関係の元に成り立っています。

DAppsも、ブロックチェーンを活用したWebサービスであるため、特定の管理者が存在しない非中央集権的な性質を持っています。

そのため、DAppsにおいてもトークンによるインセンティブ設計が非常に重要になるのです。


これは、特定の管理者不在の状態でWebサービスを管理するためには、トークンによる仕組み作りが重要になる、ということを示唆しています。


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ALISトークンのインセンティブ設計を学ぼう


インターネット上において、無名の個人の情報発信を目にする機会はほとんどありません。

これは、既に影響力を持った人の発信のみが拡散される仕組みになってしまっているためであるといえるでしょう。

その結果、無名の個人は情報発信に対する「いいねやコメント」などのフィードバックをもらうことができず、徐々に情報発信を控えるようになってしまうのです。


この問題に対して、ALISではトークンインセンティブの力学を活用することで、フィードバックの好循環を生み出そうと取り組んでいます。

具体的には、以下のユーザーに対してALISトークンが付与されるような仕組みになっています。

  1. 多くのいいねを獲得した記事を書いた人
  2. 多くのいいねを獲得した記事にいち早くいいねした人


1によって、いいねをたくさん獲得できるような記事(良質な記事)を書こうというモチベーションが生まれます。

また2によって、将来いいねをたくさん獲得できるであろう記事(まだ誰も気づいていない良質な記事)を誰よりも先に見つけて、フィードバックしようというモチベーションが生まれます。

すると、ALISで記事を書けばフィードバックがもらえるという状態が形成され、より多くの良質な情報発信が生まれることに繋がるのです。


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不正なユーザーへの対応策を学ぼう


従来のWebサービスでは、不正を行うユーザーに対してアカウントを凍結するなどの一方的な対処が可能でした。

しかし、DAppsのような非中央集権的な性質を持つWebサービスでは、不正に対する一方的な対処が難しくなっています。

そのため、DAppsの場合には、ユーザーが不正を働かないような力学をうまく発生させたり、事前にあらゆる不正行為を洗い出し不正ができないようなシステムを開発しておく、といった対処方法がとられます。


ALISの場合、「多くのいいねを獲得した記事にいち早くいいねした人」がトークンを受け取ることができるため、例えば記事をしっかりと読まずに連続していいねを押しまくる、といった不正行為が考えられます。

この問題に対しては、5分以内に複数の記事にいいねした場合には、そのいいねをトークン付与の対象から除外する、といった設計(※随時アップデートされている)で対処しています。


また、ユーザーによる報告によっても不正行為への対処を行なっています。

前回のレッスンで学習したように、トークンをうまく活用することでユーザーを積極的にサービスに巻き込むことができ、不正の無いより良いサービスにしていこうという動機を生み出すことが期待できます。

ALISの場合は、ユーザーはサービスを良くしていきたいと思っているため、不正な記事や行為に対してトークンが付与されることを嫌うはず、という考え方が元になっています。


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