【レッスン9】「価値の結合と分割」~複数の取引をまとめて処理する仕組みを知っておこう~

Why does this lesson matter?

本レッスンでは、ビットコインのUTXOについて学習します。

ビットコインは通常ウォレットで管理しますが、実はウォレットの中にビットコインそのものが保管されているわけではありません。ウォレットは、ブロックチェーンに記録されている過去の全てのビットコイン取引の中から、そのウォレットで現在取り扱うことのできるビットコインの総額を表示しているだけに過ぎないのです。この、取り扱うことのできるビットコインの総額のことをUTXOといいます。

What you can learn in this lesson

  • ビットコインのUTXOについて
  • ビットコインの最小単位
  • ビットコインの未使用残高「UTXO」


    ビットコインの送受信はウォレットを使用することで実施できます。

    このとき、当然自身が管理している金額以上のビットコインを送信することはできません。

    ビットコインの場合、この「自身が管理している金額」を算出するのに、過去の取引履歴を全て計算するという作業を行なっています。

    なぜこのような仕組みになっているかというと、ビットコインの最小単位が「1」ではないためです。

    ビットコインの最小単位は、0.00000001BTC(1億分の1BTC)であり、発明者の名称を借りてこれを「1satoshi」と呼んでいます。

    従って、1よりも小さい単位に分割しやすくする必要があるのです。


    しかし、0.00000001BTCごとに全ての取引を処理しては非常に効率が悪いため、通常ビットコイン取引は複数のものをまとめて処理する必要があります。

    また、取引履歴を確認することで、不正が発生していないか適宜チェックすることもできます。


    Check your achievement

    Click the “Tick” button
    if you understand the lesson so far.

    【レッスン9】 「価値の結合と分割」~複数の取引をまとめて処理する仕組みを知っておこう~

    0%

    0%

    You haven’t finished all the lessons. Make sure to complete them before taking a quiz!

    You can start a quiz by clicking the button below.