【レッスン⑤】Daiの活用例とエコシステム

なぜこのレッスンが必要なのか

ここまでに、ステーブルコインDaiやMakerDAOのガバナンスについて学習してきました。本レッスンではDaiの活用例を中心に、MakerDAOを取り巻く環境について理解を深めていきます。

このレッスンで学べること

  • Daiの活用例

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Daiはどのように使われるの?


ビットコインやイーサリアムなど、暗号通貨の普及には実世界で使用できるかどうかという点が非常に重要になります。

Daiステーブルコインとして、既に多くの活用例を生み出しています。

いくつかの領域に分けて、Daiをどのように活用できるか考察していきましょう。


分散型金融(DeFi)

レッスン⑦で詳しく学習しますが、金融領域でブロックチェーンを活用したプロジェクト群のことをDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)と呼びます。

Daiは、多くのDeFiプロジェクトで活用されています。


例えば、DeFiプロジェクトの一つであるCompound(コンパウンド)では、自身の保有するDaiを他人に貸し出して金利を得ることができます。


決済・送金

ステーブルコインとしてのDaiは、ビットコインのようなボラティリティの高い通貨と比べて決済や送金に適しているといえます。

当然、ボラティリティだけがメリットではありません。

価格の安定している法定通貨と比べても、「グローバルで使用可能」「手数料が非常に安価」といった点で優れています。


資産の避難先

Daiのようなステーブルコインは、資産の一時的な避難先としても活用されています。

例えば暗号通貨のトレーダーは、価格の変動が激しすぎる際に一時的に取引を中断したいと考えるでしょう。

しかし、毎回暗号通貨法定通貨に換金していては、手数料がかかりすぎてしまうだけでなくすぐに取引を再開することもできません。


そういった場面では、暗号通貨であるDaiに換金しておくことで手数料を削減でき、タイミングをみてすぐに取引を再開することもできます。


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