パブリックチェーンの特徴をおさらいしよう
パブリックチェーンの特徴は、データが全て公開された状態で無数のマイナーによって管理されている点でした。
こういった特徴により、ブロックチェーンの目指す第三者が不要な取引承認の仕組み、すなわち非中央集権が実現されています。
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非中央集権(decentralized)の思想
ブロックチェーンは、第三者が不要な状態で取引を正しく成立させることを実現するための技術でした。
この状態のことを、業界の慣習として非中央集権(decentralized)な状態と表現します。
この非中央集権を実現するために、パブリックチェーンでは信頼不要を意味する「トラストレス(trustless)」と透明性を意味する「トランスペアレンシー(transparency)」の二つの要素を重要視しています。
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信頼不要(trustless)のメリットを理解しよう
従来の一般的なシステムでは、仲介者への信頼を前提として取引が成立していました。
例えば送金の場合、銀行を通して振込を行いますが、これは銀行がそのお金を不正に利用せずちゃんと相手に届ける、という銀行への信頼を前提としています。
銀行の場合はあまり実感できませんが、例えばGoogleの提供しているGmailを利用してメールを送信する場合、Googleがメールの内容をこっそり覗き見していないとは言い切れません。
「いやいやそんなことないでしょう。」と思っていても、それが100%ないとは絶対に証明できません。
第三者を介して何かを行う場合には、実はこういったリスクが潜んでいるのです。
ブロックチェーンは、こういったリスクを解消するために信頼不要の仕組みを実現しています。
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透明性(transparency)のメリット・デメリットを理解しよう
ブロックチェーンに記録されるデータは全てが完全に公開されています。
そしてこのデータは全ての管理者(マイナー)が全く同じものを保有しています。
そのため、仮に悪意のあるマイナーが不正なデータをブロックチェーンに記録したとしても、他の全てのマイナーが正しいデータを保有しているため、そのデータが不正であると一瞬で検知することができます。
この特徴により、ブロックチェーンに記録されるデータは改ざんができず、正しいデータであることが証明できるようになりました。
これが透明性のメリットです。
一方、ブロックチェーンの透明性にはデメリットも存在します。
例えば、個人情報を記録する場合には、ブロックチェーンは適していません。
また、個人情報保護法により個人情報の管理者は、個人情報の提供者の意思でいつでもデータベースから削除できる状態にしておかなければなりません。
公開された状態であるだけでなく改ざん(修正や削除)もできないブロックチェーンに個人情報を記録してしまった場合には...取り返しがつかない、ということになるわけです。
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