仮想通貨ウォレットの種類
レッスン①「仮想通貨は無くなったりしないの?」 で学習しましたが、仮想通貨ウォレットには「ホットウォレット」と「コールドウォレット」という2種類がありました。
これはインターネットに接続されているかどうかという観点からの分類方法であり、ここでは、ウォレットそのものに実体があるかどうかという観点から分類していきます。
仮想通貨ウォレットは「ハードウェアウォレット」と「ソフトウェアウォレット」に分類されます。
これは文字通り、実体のあるハードウェアウォレット(触ることができる物)と実体のないソフトウェアウォレット(触ることのできないアプリやWebサービス)に分けられるということです。
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ソフトウェアウォレットの特徴
ソフトウェアウォレットは実体のないウォレットです。
ソフトウェアウォレットは、スマホやパソコンにダウンロードしたりWeb上でアクセスして使用します。
一般的なウォレットは、ほとんどがこのソフトウェアウォレットになります。
仮想通貨はデジタル上の通貨になるため、ウォレットもデジタル上に存在していた方が何かと利便性が高いという理由です。
しかし、デジタル上に存在する以上ハッキングの被害に合う可能性を忘れてはいけません。
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ハードウェアウォレットの特徴
ハードウェアウォレットは実体のあるウォレットです。
ソフトウェアウォレットはデジタル上に存在しているためハッキング被害に合いやすい、という背景からハードウェアウォレットは誕生しました。
ハードウェアウォレットは、仮想通貨ウォレット専用の端末になります。
スマホ端末はカメラ機能や電話機能、電卓機能など多くの機能を有していますが、ハードウェアウォレットは仮想通貨ウォレットとしての機能のみを有しています。
詳しくはレッスン⑤「いろんなウォレットを見てみよう」で学習しますが、ハードウェアウォレットは送金の時にのみインターネットに接続するため、ソフトウェアウェレットと比べてセキュリティ性能が非常に高くなっています。
しかしながら、ハードウェアウォレットはインターネットに接続するためにいちいち手順を踏まないといけないため、ソフトウェアウォレットと比べて利便性は劣ってしまうでしょう。
なお、仮にハードウェアウォレットを紛失してしまっても、秘密鍵を紛失しない限りは自分の仮想通貨が無くなるわけではありません。
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