【レッスン⑤】仮想通貨取引所のKYCについて知っておこう

Why does this lesson matter?

仮想通貨が本当の意味で普及するための大きな課題として、AML/CFT(マネーロンダリング防止/テロ資金供与対策)の問題が挙げられます。ここでは、AML/CFTに対する仮想通貨取引所のKYCに関する取り組みを理解しましょう。

What you can learn in this lesson

  • AML/CFTとFATFの存在
  • 仮想通貨取引所のKYCについて
  • 仮想通貨の今後はAML/CFTが鍵になる!?


    仮想通貨に限らず、通貨にはAML/CFTという問題が存在します。

    AML/CFTとは、マネーロンダリング防止(Anti-Money Laundering)/ テロ資金供与対策(Countering the Financing of Terrorism)の略で、組織的な犯罪やテロの撲滅を目指し国際的な協調下で推進されている取り組みです。

    この取り組みの中心となるのが、FATFという国際機関です。

    各国は、FATF(Financial Action Task Force)からの勧告に従いAML/CFTを実行しなければなりません。


    AML/CFTの具体的な取り組みの1つに、各国の金融機関は利用者との金融取引を行う際に「本人確認」を実施することが義務付けられている点が挙げられます。

    これは、銀行などの金融機関だけでなく仮想通貨取引所も対象になっています。


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    仮想通貨取引所のKYCを知っておこう


    金融機関を利用する際の本人確認のことをKYCといいます。

    このKYC(Know Your Customer)を行うことで、取引所で管理している利用者のウォレットを本人と紐づけることができるため、そのウォレットを経由して取引された仮想通貨は全て個人を特定することができます。


    こうすることで、AML/CFTだけでなく脱税などの防止も図っているのです。


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